ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


粘土細工の愛情に

僕は両手を汚してる

指で抉った穴を覗けば

遠くの君も綺麗だな

 

幾重に渡り形を混ぜて

僕は誰しも愛せてた

或いはそれを正すなら

僕は未だに愛を知らない

 

悪なる愛を倣っては

僕は頭を下げ続ける

其れが粘土に色を塗り

テロルな朝を待っている

 

粘土はいずれ固まって

知った恋すら否定する

渇いた痕に僕を探せば

歪んだ顔が刻まれている

 

 

「悪しき粘土の恋」