ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


僕の心の蜘蛛は

幾何学な巣を作り

その完璧な顎で

言葉を砕いている

 

別れの言葉

喜びの言葉

懐かしい言葉

勇敢な言葉

 

毒々しい模様に

沢山の眼を持ち

美しさを放棄し

咀嚼する強さよ

 

輝く円網には

彼でさえ齧れぬ

寂しい告白だけ

残されている

 

 

「心の蜘蛛」