ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


夜の舌触りに

脳は欠伸をする

退屈の色は無く

ただ安堵の記録に

 

羊水は暗く

血液は遠い

その湿り気が丁度

僕の部屋にある

 

夏の夜は美人だ

銀河は大人しい

頬を撫でると

氷菓の静けさ

 

生涯の整頓を

終焉の理不尽を

歯触りで知る

夜更けの無垢にて

 

 

「夜の味」