ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


強き向日葵の生首を

生ける花瓶に憧れて

僕は首を無くしたが

代わりの花は何でしょう

 

それはきっと蒲公英

獅子の名を持つ雑草

誰かが笑った教室で

僕の机に静かに咲くぞ

 

何十本も生けましょう

寂しい思いをせぬように

綿毛で聾を作りましょう

幼き子供のはしゃぐ声

 

陽射しに怯えることもなく

雨を恐れることもなく

露の涙もはばからないで

きっと今より幸せでしょう

 

僕の頭が寂しげに

酸素をジッと睨んでる

 

 

蒲公英たちの生首」