ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


肌を這う蟲は

酸素の悪戯

僕の脳に達して

思考を外に飛ばす

 

竦むのは罪だ

止まってはならぬ

殴るのは罰だ

信じてはならぬ

 

生活は騒がしい

枯葉が噂する

電柱が立つ真実は

僕の耳だけが知る

 

笑うのは嘘だ

考えてはならぬ

泣いたのも嘘さ

忘れてはならぬ

 

まるで夢の傀儡の如く

僕は僕の所在を誤解する

もしも悪夢が過ぎたなら

童話の一つでも残したい

 

 

ジプレキサ哀歌」