ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


貴方の骨が震えている

骨壺の底で震えている

一つ取り出し齧ってみると

乾いた病の石炭の味

 

お前の「」だ、口づけをせよ

親戚群衆が色を付ける

僕は統合が解れぬように

臆病な猫のまま拒絶する

 

火葬場の煙で呼吸をすると

匂いの素材に不信するほど

貴方の性格には思えない

喉に刺さった白々しさがある

 

帰りの車で舐めた飴玉

身を裂く程に甘かった

これが唾液で溶けた後には

涙を流す努力もしよう

 

 

「火葬場の味」