ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


奇跡は音を立てず

痛みに色は見えず

貴方と出逢った事に

矛盾なんて無かった

 

寝息に口づけて

泣いた彗星の夜

美しいのを教えたい

祈る誠意を信じたい

 

貴方の首筋に触れて

戸惑いと罪悪を知る

指は僕を放棄して

ポプラの枝へと育ってく

 

針の無い時計が恐ろしく

歯車は孤独に傷を刻む

僕は永遠に片道を歩こう

明けない夜に貴方を残して

 

 

「さよなら、物語」