2014-03-15 ■ 天の川を渡る列車では 猫たちが窓から首を出す 僕は永遠に躰を焼いた 恒星のように傷つきたい 罪の意識で溢れた日には それを神様に承認させる 純潔無垢な罪びとは そうして星座の仲間入り 何が悪いわけじゃない 窓辺は僕の懺悔室 月明かりだけ信じてた 訂正線の僕を想う それから今は窓を閉め 暖かい物語を消費する 宇宙の寝癖に倣った言葉 その暗号を胸に刻んで 「銀河の罪びと」