2014-03-07 ■ 痛みは確かに感じてた きっと泣いても踊っているの エヴァンスの旋律は言葉より はっきり僕を要らないと語る 死んでしまう程の転調 熱を高めていくリフレイン 予定不調和の音は重なり 負け犬の胸の炎を青くしていく 亡霊の囁きのようなベースで 僕の死に方を教えて欲しい 自動人形のようなドラムスで 僕の忘れ方を与えて欲しい 煙草の煙が直線を描くピアノ それを弾いた彼もきっと死神 僕の胸に手を当てた温もりで 涙ぐむ貴方はもう居ない 「旋律は美しい程暗く」