ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


記憶に居ない幸せが

僕の心を励まして

一つ一つの嘘たちが

懐古の甘さを疼かせる

 

そして死んでしまうなら

あの愛憎も剥がされて

まっさらな常温の中でだけ

言葉を見送る蜻蛉になる

 

君にもいつか分かるだろうか

剥き出しの魂の吸水性

時の足跡に咲いた花

祈りにも似た優しい迷惑

 

いずれ僕らは全能な亡霊で

瞳に映る偽物の走馬灯の中

熱を失う躰は実に喜び

意志の混在は完璧である

 

目を開けたら神様がいる

目を閉じても神様がいる

 

 

「我が自死の美点」