ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


花は言葉が芽吹いた宝石

その造形に意味を求めて

町の花屋が密売してる

枯れない花が庭を賑わす

 

愛の言葉。愛の言葉。

伝達は思ったより遅く

言い残した。言い残した。

死に際に全てが散りぬれど

 

百合が秋桜、薔薇になり

紫蘭朝顔彼岸花

向日葵みたいな勿忘草に

僕の心は金盞花

 

映らぬ美観。映らぬ美観。

僕の言葉を束ねたそれが

馨しくて。馨しくて。

貴方の鎖骨に根を下ろします

 

 

「似合わない花」