ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


脳みそが怒鳴ってる

僕に手をあげる

横腹を蹴る

何度も何度も頬を打つ

手のひらは血に染まる

倒れ込む床は冷たい

僕の笑い声が他人を演じる

 

全ての否定

全ての不安

それが愛だと嘯く輩

ケミカルな涙

癖になって暫く

生きる事の理由にさえ

そんな話を持ち込む

 

鏡は嘘を吐き

胎児を僕まで育てあげた

いつでも代償は必要だ

腕を切っても

首を刎ねても

噴き出す血は生きている

僕が死んでる数秒前に

亡霊論が確立しても

 

肺に忘れられたメスが

僕を傷つけずにはいられないように

あの日残した苛立たしさが

僕の魂を残酷な目に逢わせるのだ

 

自己完結の戦争に

セロトニンの銃弾を体に受ける

幻聴の怒りを汲み取って

僕は今夜其方側に行くけれど

鉄格子のような事実の前に

信じるべきものを選んでおくのだ

 

 

「脳みその暴力」