ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


耳に手を当てる

僕の音が聞こえる

貴方が居ない事が

耳に入らないように

 

瞼を重く閉じる

僕の色が見える

貴方が居ない事が

目に映らないように

 

泣き虫は欲張りだから

愛に群がる寄生虫

僕は何故泣いているのか

愛に群がる寄生虫

 

唇を噛み合わせる

僕の味は鉄になる

貴方が居ない事に

さよならとは告げぬまま

 

 

寄生虫の罪」