ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


言葉に言葉を選ぶほど

世間の愛から外れてく

想いに想いを募るほど

理解の放棄に曝される

 

哲学的な夢を見て

目が覚めたのは深夜四時

パソコンの光は暗闇で

ポルノ映画のワンシーン

どうやら私以外の人は

みんな死んでしまったようだ

 

手に触れるものすべて冷たく

目に触れるものすべて冷たく

邪魔な星のない空からは

邪魔な僕のない町並みへ

 

死ぬ価値すらなく渡るのは

廊下、階段、透明な交差点

胸いっぱいに吸い込む酸素は

私の不健全さを非難する

許しておけない感性の中

他人の気配は毒素を増して

適合できぬ人類一号

躰の震えで煙草も点けば

 

孤独によって自分を失い

あてのない憎悪に頼って生きる

普遍性と仲違いしながらも

青白く染まった親指を齧る

狂気の宿らぬ器を手にし

ただ少しずつ壊れていくから

答え合わせをしましょうか

暴力的な安堵の為に

 

 

「ただ不適合で私」