2014-01-06 ■ 少女は恋に味を占めて 知ったような顔をする その瞬間の幼げに 何より服従したくなる 恋を組み立て法則に 経験則は真理の至り 自分以外の真実などない 矛盾に怯えず哲学になる 傷つく恋の多さで競う 現代社会の殉教者 その宗教は僕の街では お洒落なアクセになっている そして僕は忠誠を誓う 紅を塗った正しさや 皮を剥いた白肌に 確かに神様は宿っていたから 「恋する乙女教」