ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


空洞に似た歳月の
現実感を認めるのには
僕は育ち過ぎました
僕は悲し過ぎました


恋知らずの治療に
心療歯科に通います
夢離れの療養に
心療外科にかかります


在った過去の残虐性を
非ずの未来で殺すには
ただ簡単と言えるほど
僕は正しくいられない


貴方の神様の指先を
甘噛みしては目を濡らし
赦して欲しいとせがみます
過ちだらけのさよならを




「意味のない詩」