ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


彗星に騙されて
街灯りを信じてた


雨が心を追いかけて
涙の無口さに戸惑った


夜と朝に振り回されて
布団の中で溺れてた


秋の景色を一瞥もせず
漫画の台詞に震えてた


貴方の傷口から流れる血を
両手で必死に塞いでた
指の隙間のワインレッドに
僕は僕の正気を失う
作り物が馴染んだ心に
最早生命は不気味に思えた
それから僕は意味に目覚めて
このようなものになったのだ




「寂しい感性」