ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


誰かが何かを叩く音がする
何かで終わる自分が悲しい
もう訂正が出来ない程に
僕はその音調を恐れている


幾度も笑顔の静止画を
見せつけられて嘔吐する
その狂おしい不実な絵面に
ただただ神の実在を祈ってる


街中を闊歩する匂いには
変死体の吐息が混ざってる
それに気づかずヒールを履いた
少女はまるで死神みたい


思えば感触は悪魔的な意思で
僕を地獄に置き去りにした
そして火の点る感受性だけが
僕を背かぬ感応器官だと知るのだ




「感触不信」