ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


小指と小指を絡め合い
乱れたシーツに隠す夜
吐息はあまりに透明で
此処にいるのも不確かで
汚れた心で愛してた
この暗がりの神様の部屋


少し頼りなさげな言葉さえ
優しさだけは信じてた
忘れた頃の復讐は
いつでも僕を泣かせるね
どうして愛など作ったの
ああ、神様 ああ、神様


想いに遺るはいつだって
嗚咽、追想、青の宇宙


祈りを止めないこの頃の
嗚咽、追想、青の宇宙




「宇宙賛美の片隅で」