ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


囲んで囲んで
騒がしい地獄
その害する一番槍は
私の体を確かに貫いた


血は混濁して
屈辱の夏
その路地裏の
途切れた街燈の下


それでも人を愛せなど
悲しい正論を言わないで
銀の銃弾に仕立てあげた
言葉が私を脅かす


人間不信のフルコース
行儀作法はしめやかに
首元に残る嚙み痕は
私の敗北の物的証拠




「ヴァンパイア」