ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


僕の感性は数学的な紛い物だ
忘れてしまった美しい定理を
解き明かしていく感動を
脳みその果てに仕舞っている
正確な法則は失われて
ただ残るのは演算式ラヴ
電気信号が心を高鳴らせるのだ
机上の空論が僕のヴィーナス
公理だけが僕の恋慕
a=bならa+c = b+cである
なお円周率はπとなる
単純故に永遠な愛を口ずさみ
微分された感情は湧き上がる


宇宙の青の心的影響を求めなさい
ただしあの日の不安は無視してもよい




「演算式ラヴ」