2013-09-22 ■ 手をかざして 透き通る思惑 そのまま信仰に倣って 回れ右のち鳥になる 偉そうな人と 厳しそうな人 けれども僕を殺すのは 誰よりも優しそうな人 これが真実じゃない なんて僕には信じられない 忘れられない愛の肉袋は 既に蟻たちに喰い散らかされた 両手を差し出し 恩恵を求めるの それから僕は詩を捨てて 恐怖主義と待ち合わせする 「有識者を一人残らず殺したい」