2013-09-10 ■ (以上余白) 僕はあの人を愛していたのです (沈黙) 被害者になってから世の中を良くしようなんて (深呼吸して) 絶対間違っていると思うのです (目を閉じる) 僕は産まれた時から確かに愛していましたよ (嗚咽を漏らす) 亡霊の体は頼りない僕の心を無視して輝くのです (目を開ける) 絶対間違っていると思うのです (深呼吸して) 月にも雨にも夢にも嫉妬する気持ちの真ん中で (沈黙) 僕はあの人を愛していたのです (以下余白) 「15分の独白」