ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


(以上余白)
僕はあの人を愛していたのです
(沈黙)
被害者になってから世の中を良くしようなんて
(深呼吸して)
絶対間違っていると思うのです
(目を閉じる)
僕は産まれた時から確かに愛していましたよ
(嗚咽を漏らす)
亡霊の体は頼りない僕の心を無視して輝くのです
(目を開ける)
絶対間違っていると思うのです
(深呼吸して)
月にも雨にも夢にも嫉妬する気持ちの真ん中で
(沈黙)
僕はあの人を愛していたのです
(以下余白)




「15分の独白」