ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


貴方が此処にいないから
僕は満月を心配する
貴方の血液が無尽に流れ
欠けた想いを持たないように


吠える残響、愛玩犬は
まだ何も伝えてない
まだ何も伝えてない


夢見る貴方は月を畏れず
新月の夜には裸で踊る
臓器から伸びた蒲公英の花を
自分の心と信じているのだ


吠える残響、愛玩犬は
まだ何も伝えてない
まだ何も伝えてない




「貴方がいない夜」