ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


梱包用のカッターナイフを
夜空の黒に突き立てる
僕の秘密を刻み付けるたびに
失っていく軌跡の愛を知る


儚き言語のその実存に
僕は口を介するのを嫌う
誰かが誰かを誰かに見立てないと
言葉の位相さえ許されない


暗号の解読と称する恋に
彼らは容易に手を伸ばすけれど
それは忘れた想いの臓腑を
引き摺り出す事に他ならないよ


残酷な文言に惹かれているの
その為に僕は手指を残しておく
全てが活字の潔癖さに侵されても
貴方に捧げると誓ったのだから




「ニアイコールテキスト」