ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


毒を口に含む蛇が好きだ
少年と薔薇を結び付けて
役立たずたちに沈黙を求め
何より自らを正すのだから


毒を持たずとも彼らは偉大だ
その摩擦係数が喪失した躰で
常識じみた触れ合いを促し
静かに殺していくのだから


彼らに無駄など一切ない
時には絶望を亡きものとし
時には美しき言語を仄めかす
完成された厳密な生体よ


僕が運命を見放した時には
白く潤んだ大蛇を愛と呼び
時に純潔を証明する手立てとして
その理知的な痛みを憶えておくのだ




「躊躇い傷の蛇たちよ」