2013-07-04 ■ 丁度の良い星の欠片を探して 月の浜辺で目を凝らす 器用に浮かんだ重歯目が 残らず齧ってしまう前にと 墓標が似合いすぎるこの場所で 僕の為だけに穴を掘る だけど埋める人はいないから 僕は天国には行けそうにない 青木星生さんの懐かしく 旅立つ僕に雨を降らしたのは 今思えばとても重要な 取り返しのつかない事だったんだね 僕の六分の一の愛情で 此処では全てが成り立ちます 星の欠片は定義を選ぶ 石鹸で出来た魂の如くに 「月で一人」