ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


丁度の良い星の欠片を探して
月の浜辺で目を凝らす
器用に浮かんだ重歯目が
残らず齧ってしまう前にと


墓標が似合いすぎるこの場所で
僕の為だけに穴を掘る
だけど埋める人はいないから
僕は天国には行けそうにない


青木星生さんの懐かしく
旅立つ僕に雨を降らしたのは
今思えばとても重要な
取り返しのつかない事だったんだね


僕の六分の一の愛情で
此処では全てが成り立ちます
星の欠片は定義を選ぶ
石鹸で出来た魂の如くに




「月で一人」