ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


悲しむ人は誰だって
湿った愛を持っているのです
その愛に気づいた時に
人は追想に焦がれるのです


リンドウの花が咲く
僕の脳みそを養分に
青く青く咲き誇る
したたる露は恐らく涙


悲しむ人は誰だって
沈黙の言葉を語るのです
その言葉に耳を傾けて
人は静かに大人になるのです


リンドウの花が咲く
僕の気持ちに根を張って
青く青く咲き誇る
甘い匂いは貴方の爪痕




「リンドウ」