ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


孤独に半壊した心は
静かに時計の針を止める
それから必然的にこの僕は
暗い海を裸のまま漂う


降り注いだ幾千の愛
叶わなかったこの想い
人生に負けた大人たちが
僕に頑張れと嘯けども


この海には魚はいない
いるのは罪なき水子たち
理由を知らないその不幸が
永眠の幸福に相殺されてく


子宮に愛が宿るとするなら
ポルノは全て聖書になり得る
生まれた意味の知りたがりは
海底に辿り着くまでの追想に




「愛なき暗黒の海」