ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


超能力の成果にて
あの娘の恋を知りました
テレパスされた映像は
慣れない紅を引く貴方


心が自然発火を起こし
赤く灯った秘めたるこの想い
酸素の燃焼で呼吸も出来ず
愛おしい幻想に目を閉じる


未来の予知と銘打った
少し苦しい恋の優等生
それでもいつかは二人になって
この人類が死に絶えたならと


百年先までの僕の恋慕は
呪われた残滓となり胸に迫る
貴方が彼を見つめる瞳に
超能力を使うまでもないように




「超能力の初恋」