2013-05-16 ■ 気持ちの悪い共感が 野放しになったこの社会 それを愛とのたまうならば 僕の孤独も意味を持てるね 蟻が運ぶは蝉の死骸 夏がもうすぐ終わるのか 傷つけ合わずにはいられない 一時間目がまた始まるの 布団は箱庭、僕の良心 ドアの取っ手は頑丈だった アンコール求む学徒たちに 心の裂ける言葉を投げる夢 唇の色が褪せていくのは 見ていてとても悲しいです 手鏡に映るあの娘のスカート 僕の情感はもう止まらない 「Q:夏は偉大だったのか」