2013-05-14 ■ 空がこんなに青いから 影は色濃く僕の胸に落ちる 夜になれば好いのにね 闇夜は月夜に嫉妬する ためらい傷の貴方なら 僕の気持ちもわかるかな この隠したい何もかもが 一つでもあれば幸いです 空気と青空の間には 日々の後悔が取り残される だから人は空を見上げて 涙を溢してしまうのでしょう 貴方の傷を舐めていたら その血の色に染まった空が また後悔と嫉妬の繋ぎ目に 固結びした愛を捧げます 「空と傷跡」