ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


人を殺してしまった夜は
貴方に逢いたくなるのです
逢瀬の時間が減る程に
人を殺して気を晴らすのです


ナイフを刺したら柔らかくて
ブチンと筋肉は弾けます
流れ落ちた血流を掬い
目の下の隈を隠すために使うのです


僕には所謂正常な
愛の在処を知り得ませんでした
つまりは世界の答えが届かず
育ってしまった雛鳥の悪あがき


いずれは貴方の事までも
堪え切れず殺してしまう日が来たら
僕は涙が重なり飽和した殺意によって
神様の吐いた嘘で死ぬのでしょう




「騙されて殺人鬼」