ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


僕の心の鍵穴は
頭蓋の傍に空いていて
そこにスプーンを差し込んで
優しく静かにかき混ぜて欲しい


溶けるが如くに崩れる自意識に
僕は金属の魂が欲しくなる
鍵穴から零れる血液は
ソーダ水程度には透明だった


次第に綻ぶ僕の心では
嘘の貝殻が散らばってる
つまりは愛とは海であり
幾重に心を波打ち続けるもの


僕の心が全て解かれたら
数式になって黒板を彩るだろう
今世紀最大の嘘吐きはそれから
鍵穴にピストルを打ち込んだ




「心の鍵穴は壊れていたよ」