ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


悪は決して誇らずに
慎ましく成す道程ぞ
其れを守れぬ人類に
この世を壊す資格なし


ある種の快楽に伴った
自意識なんか捨てちまえ
意味も理由も明白な
悪事に何の痛みがあるか


暗闇に潜む吐息にも
朝を駆けてるアナウンスも
内実全ては等しくて
即ち死を期待する断末魔


僕はポッケに隠して握る
感性のナイフを尖らせて
湿った貴方の胸に溶けた
悪はこれにて完成なりや




「正しげに悪」