2013-04-20 ■ 悪は決して誇らずに 慎ましく成す道程ぞ 其れを守れぬ人類に この世を壊す資格なし ある種の快楽に伴った 自意識なんか捨てちまえ 意味も理由も明白な 悪事に何の痛みがあるか 暗闇に潜む吐息にも 朝を駆けてるアナウンスも 内実全ては等しくて 即ち死を期待する断末魔 僕はポッケに隠して握る 感性のナイフを尖らせて 湿った貴方の胸に溶けた 悪はこれにて完成なりや 「正しげに悪」