ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


嫌なのです
明くる日も過ぎてまた夜
街燈はバチバチと黙り込んで
それでも貴方の影しか映らないのは


ランボーの詩集を鼻で笑い
村上春樹には目もくれず
僕の魂を切り裂いてくれた
貴方が居なくなってしまうなんて


嫌なのです
自傷の傷が疼いて今夜
アナウンスは透明色をし
なのに貴方の話も聞けないままでは


粉薬によって満たした胃袋
それを香水の破片で傷つけるような
僕の不幸が愛おしいと撫でた
貴方が居なくなってしまうなんて




「嫌なのです」