ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


素直になれない僕などが
未だに恋を信じる奇跡
全ては言葉の遠回り
幻吸い込み輝いて


少女はいつでも美しく
少年はいつも歪んでる
大人は嘘の予感に俯き
子供は何処までも残酷に


僕は一体なんだろう
何を赦すべきだろう
とにかく恋慕を抱きよせ泣いた
あの娘を偲んで弔いたい


例え誰もが嗤っても
天使は確かにいたんです
僕の胸の中から飛び立ちました
電車の悲鳴のような心を置いて




「月の代わり」