ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


僕の心は硝子細工
割れたふりして泣いてみる
光の屈折による恋慕が
音も立てずに通り過ぎる


壊れた瞬間が一番綺麗
そんなの僕にも分ってる
人の指先を傷つけたとしても
本当の最後は求めて止まない


僕の吸った煙草さえ
その先は鋭角を増していく
そろそろ僕も砕かれて
あの娘を釘付けにしなくちゃね


学校の屋上から落ちた硝子は
見事に砕けて地球を飾る
その反射する光と影は
まるで透明な血のようだったと




「硝子細工の心を持ちて」