2013-04-02 ■ 僕の心は硝子細工 割れたふりして泣いてみる 光の屈折による恋慕が 音も立てずに通り過ぎる 壊れた瞬間が一番綺麗 そんなの僕にも分ってる 人の指先を傷つけたとしても 本当の最後は求めて止まない 僕の吸った煙草さえ その先は鋭角を増していく そろそろ僕も砕かれて あの娘を釘付けにしなくちゃね 学校の屋上から落ちた硝子は 見事に砕けて地球を飾る その反射する光と影は まるで透明な血のようだったと 「硝子細工の心を持ちて」