ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


あの娘の裸を想像したら
涙が流れて止まらないよ
それから心に穴が開いたら
その空白に夢見て眠るの


ゾンビたちが口々に生を語る
僕は気後れして愛想笑いをする
失ったもの程確かなものはないと
貴方はキッと目元を上げるだろうか


命の事を考えるのはしんどくて
日々消耗されゆく心は丸くなる
二等辺三角形だった彼らの思想も
今では墓場の蛆が主張するばかり


脳味噌を食べれば一つになれると
信じられていた時代もあったのだ
僕らはきっと頭の悪い魚だねって
冷たくなった君に何度も囁く




「世界の変調を泳ぐ魚」