2013-03-11 ■ 死と言うものは 存外素っ気ないものだと 死んでから知ったよ 血液の日の朝のベッドで 最初は疑いから始まる その魂の不在を知ったら 切なさなどは追いつかず ただ高い場所を見てる やり残したうわ言が 狂ったレコードになった後 林檎の実は腐ってしまうが 誰もそれに気づかない 約束は守れないものばかり 僕のソプラノは喉を潰す それすら寂しく終わるのだから まことに死んでも報いはないね 「死と相談する日」