2013-03-05 ■ 天使を纏う貴方の姿に 僕は涙を流したよ 悔やんだ想いを灯すのは 冷たくなった綿の愛 不潔な僕の愛情に 貴方はそれでも愛おしく 応えて守って運命づけて 風に揺れては笑っていたね 貴方の我が儘は驚くほどに 僕の心に絡まり温めた 神様の禁じた言葉さえ 僕らは誓ってキスをしたのだ 貴方はこれから僕のいない ビルより高いあそこへ行くの せめて貴方の居場所の見つかる夜は ベランダの先で手を伸ばすから 「天使は月へ還ります」