ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


天使を纏う貴方の姿に
僕は涙を流したよ
悔やんだ想いを灯すのは
冷たくなった綿の愛


不潔な僕の愛情に
貴方はそれでも愛おしく
応えて守って運命づけて
風に揺れては笑っていたね


貴方の我が儘は驚くほどに
僕の心に絡まり温めた
神様の禁じた言葉さえ
僕らは誓ってキスをしたのだ


貴方はこれから僕のいない
ビルより高いあそこへ行くの
せめて貴方の居場所の見つかる夜は
ベランダの先で手を伸ばすから




「天使は月へ還ります」