ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


主に反逆を誓って
夢のなきこの世を問えよ
兵隊さんが少女の首を
笑顔で掴みカメラに映る


原風景とされる赤の赤に
僕はいつからか醒めてしまったのさ
大切にしたものは全て
失う悲しみの為だけにある


全ての嵐が去った後で
首のない少女の体を拾ったよ
両腕は胸の上に綺麗に収まって
なんだかとても妬ましかったんだ


美しいものは何もかも
僕の脳味噌を通り過ぎていくの
だから僕は今日も美しくない
だから僕は今日も赦されない




「赤い写真」