ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


軽率な言葉の連弾に
貴方は飽きてきたでしょう
僕の存在の胡散臭さに
貴方は嫌気がさしてきたでしょう


心が貧しい僕などが
生きていくにはこうやって
無駄な気持ちを吸ったスポンジで
体を汚さなければならないのです


貴方の社交辞令の感性に
僕は都合よく真実と呼んでいたよ
厳密な意味で何もなくても
生きたレシートの紙には証拠が残る


僕の詩編は迷惑にさえならず
軽薄な言葉は愛を失う
生贄になった命の瞬きの
血液を啜れば死さえもとても軽い




「ある詩の遺書」