ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


囁く声の熱量は
どんな吐息よりも膨大で
チョコレートも溶けるほど
あの娘を裸にさせるほど


内側に籠った熱病に
私は魘され夢を見る
それは確かなる神様の肋骨
それは遥かなる命の答え合わせ


そうして目覚めた翌朝には
体温の冷たさに恐ろしくなる
寝具は私を見放すけれど
私の傍で笑うはだあれ?


穢れた優しさは愛を殺す
自意識を失うわたくしに
その所在無き誠実の紛い物に
誰も囁いてはくれないこの夜に




「囁いてよ」