ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


馬鹿は馬鹿で馬鹿らしい
恋をおぼえてしまったの
遠くで風に揺れている
ワンピース姿の女の子


人は人で人らしく
馬鹿に忠告してるのだ
高嶺の花だ諦めろ
お前は馬鹿だ諦めろ


それでも馬鹿は馬鹿だから
あの娘の笑顔を眺めてた
あの娘が天才に抱かれても
あの娘が秀才を愛しても


馬鹿は馬鹿で馬鹿らしい
結末などはいつもそう
瓶に詰めたあの娘の涙
慎重に揺らして静かに笑う




「馬鹿の恋」