ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


街灯りが暮れなずめど
人には難儀な悩みがある
紐解いていく感覚が
痛みと憧憬を呼び覚ます


あの人がいないとか
この夢は叶わないとか
友好的な愛の難儀は
残らず全て唄になり果てる


遂に情報体を手にしたら
このような躰は捨て去って
私は旅に出かけよう
二度と自分を見つけぬように


終着駅で遺失物入れに
僕の言葉を置いておこう
きっと寂しい誰かがフイに
拾って微笑みホームを跳ねる




「難儀な躰を捨て去って」