ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


愛と呼ばれる装置について

光が見えるまで目を凝らす

涙ぐましい静謐の

その先の先の先の先

 

見つからないかもしれない

叶わないかもしれない

 

痛みの生じる言葉たちだけ

頼りと信じて火を点ける

全ての感受を燃やし尽して

愛の残り香を想起する

 

知れないかもしれない

気付けないかもしれない

 

僕がいなくともこの演劇の

終幕のベルは狂わずに鳴る

ギリシア文字の時計は嘯く

「結局愛の予感は無かった」

 

分からないかもしれない

或いは本当に

……。

 

 

「愛の不在とその証明」