ただ一人の愛おしい人を
僕の感性の腕たちが
蹂躙していく
凌辱していく
守れない約束は
するべきじゃなかった
貴方の掌の中にある
憧憬は
今、ミンチになりました
明日は来たの?
何度も何度も貴方は尋ねる
百年後には
僕と貴方は死んでる
きっと死んでる
また会いましょう
手の跡の付いた脳味噌に
僕は驚いている
僕は怯えている
言葉が届かないと言う
美しさ
触れられないまでに
悩まし気に火を点けて
心を充血させながら煙を吐く
全てが嘘だったら
本当に良かったのに
「予告編」