ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


幸せの上に寝転んで

安心の中に包まって

希望の下で鍋をして

未来の外で恋をする

 

その恩恵は僕を滅ぼす

何かの傍しか在れないと

座標に基づく相対性に

言葉の腐敗は止められぬ

 

不幸は月の影に潜んで

不安は不老の墓に立つ

絶望は胃液で固く育って

過去は百億の腕を持つ

 

不可能思考の末の末

振り向き美人もすまし顔

立ち止まらない人は皆

死んでしまえとキーを打つ

 

受諾された真っ赤な殺意に

僕の詩編は生かされている

 

 

「詩を書くネガ」