ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


寒さが肌を刺すのが
心地がよいと彼女は言う
僕は酷く寒がりだから
分かり合えないねと言葉を繋ぐ


彼女は強さに憧れて
野生動物のような男が好きだ
僕はか弱き骸骨だから
骨身に沁みて思わず手を離す


性は遊びという彼女
軽やかに致して嬉しそうに笑う
僕はとても臆病だから
気づかぬふりして笑顔をかぶる


それでも彼女は僕の傍
時々だけど黙って寄り添う
僕は嘘吐きの信者だから
彼女の糸口残らず刻んだ



終わりの季節